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リフォームが終了するまでのステップ、どこまでリフォームできるのか、必要なお金・補助金について、リフォームにまつわる基本的な情報をまとめました。しっかり理解して、失敗のないリフォームを目指しましょう。
リフォームが完成するまでには、意外なほど多くのステップが存在します。工期前のご近所への挨拶、工期前後の2度の引っ越しなどなど…。
「いつ、どこで何をし、今どのステップにいるのか」を意識しながら、かしこく計画を進めましょう。
住んでいる家の問題点・改善点を家族と一緒に考え、「どんな家にしたいか」を相談。スタート時点のイメージは計画の基盤となるので、具体的に話し合いましょう。また、リフォームに使えるお金を試算しておくことも大切です。
「キッチンは対面式にしたい」「収納スペースを多めにしたい」といった要望を書き出し、リフォーム会社と相談しましょう。予算や工期はもちろん、工期中に仮住まいをするかなど、細部まで確認しておくことも重要です。
専門家に家の採寸・状態の調査・立地条件の確認を行ってもらいます(所要時間は1〜2時間)。日常的な物の量や問題点を知ってもらうために、部屋は片づけ過ぎないようにしましょう。リフォーム会社がお客様の暮らしの問題点をヒアリングし、改善策を提案します。
現地調査を終えると、プラン(基本設計)と見積りが届きます。金額や設計内容、使用される材料などに不明点があればリフォーム会社に問合せてください。プラン・見積りは無料です。納得がいくまで打合せましょう。
プランと見積りの変更・微調整を経てリフォーム会社と契約。契約前に、仕上げ表や設計図面など、細部まで入念に確認しましょう。契約後に追加や変更を行った場合、追加費用や工期延長につながるケースがあるので要注意です。
間取り変更など大規模なリフォームを行う場合、工期中は別の場所へ引っ越す必要があります。
キッチンやバスだけなど、部分的なリフォームであれば住みながらの工事も可能。ただし、日用品などを別の場所に移動させ、工事作業スペースの確保が必要です。また、騒音やほこり、施工業者の出入りやお手洗いの共有、水道・ガスが使えなくなる期間が発生します。
計画に沿って工事がスタート。設備を解体して初めて配管などの傷みが発見され、工期の延長や追加費用が生じるケースもあるので注意しましょう。また、工事現場を見学する場合は、事前にリフォーム会社に連絡してください。
工事完了後、リフォーム会社の担当者と一緒に工事箇所や設備の使い方を確認し、気になる点があればその場で指摘しましょう。最終確認が終わると、いよいよ保証書と共に引き渡し。新しくなったわが家での新生活の始まりです。
リフォーム完了後、不具合が生じたり、メンテナンスについて問合せたりする場合は、リフォーム会社に相談し、アフターケアを活用しましょう。