大切に住んでいる家でも、人と一緒に年月を重ねることで変化し、いつかは不具合や不満が出てしまうものです。
・キッチンが狭い
・外壁が色あせてきた
・ドアの建てつけが悪くなってきた
・洗面所が寒い
・今の家族の人数と間取りが合っていない
このように、住まいによって問題は様々あるでしょう。そんなとき検討されるのは、リフォームをするか、建て替えるかではないでしょうか。
「住まいの問題を解決する」という意味では同じリフォームと建て替えですが、必要となる費用のほか、いくつかの違いがあります。
今回は、リフォームと建て替えの比較やフォームでできること、できないことをご紹介します。
目次
リフォームと建て替え メリットとデメリット
同じ住まいの問題を解決するための方法である「リフォーム」と「建て替え」、それぞれにどのような特徴があるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
リフォームの特徴
リフォームの最大のメリットは、建て替えと比較したときに工事費が安い場合が多いことです。例えば家全体に手を加える大規模なリフォームであっても、建て替えの7~8割程度の工事費で済むでしょう。さらに、完成までの工期が短いことも挙げられます。また、長く住んだ家を全て壊してしまうのは大変寂しいものです。リフォームなら、必要な設備だけを入れ替えて愛着のある家を残すことができます。
一方で、建て替えと違って一から設計することはできませんので、住まいの問題を解決する際の選択肢が建て替えよりも少ないといえます。
建て替えの特徴
建て替えでは、自分の好きなように家をつくることができます。敷地内の家の配置を変えることもできますし、一から設計することも可能です。家作りにおいての自由度の高さが最大の魅力といえます。
しかし、リフォームと比較して費用が高くなりますし、完成までの工期も長くなります。工事中に仮住まいに住んでいたとしたら、その家賃などの費用も必要となります。
このように、リフォームと建て替えには大きな違いがあります。
家の全てを一新できる建て替えは非常に魅力的ですが、家族の思い出が詰まった家がなくなってしまうのは、見逃せないデメリットといえるでしょう。
「愛着のある家は壊したくないけど、暮らしの不満は解消したい!」
こんな希望を持った方にはリフォームがおすすめです。
マンションと戸建てのリフォーム 何ができて何ができない?
愛着のある家を残すことができるリフォームですが、どんな工事でも自由に行えるわけではありません。リフォーム工事でできること・できないことを、マンションと戸建ての場合に分けてご紹介します。
マンションの場合
基本的に専有部分であれば、自由にリフォームをすることができます。
天井や壁のクロス(壁紙)を張り替えや、キッチンやトイレ、ユニットバスの入れ替え、場合によっては間取りの変更も可能です。しかし、玄関ドアの外側、サッシ(窓)、ベランダなどの共用部分はリフォームすることができません。
戸建ての場合
戸建てのリフォームは外装、内装ともに自由に行うことができます。しかし、建築法基準を無視した増築はすることができません。この際に注意すべきなのは「建ぺい率」と「容積率」です。設計士やリフォーム会社などプロに相談し、しっかり確認しておきましょう。
戸建てでもマンションでも、長く住んだ家には、その分だけ家族の思い出が詰まっています。とはいえ、日々の生活で不便を感じたり、不都合があれば快適な生活を送ることなどできません。そんな問題を解決でき、今の住まいを維持しながら、生活をより快適に、より便利に変えられるのがリフォームなのです。
リフォームステーションでは、大切な家を保ちながら快適な生活を送ることができるリフォーム工事を提案いたします。どんなことでも結構ですので、お気軽にご相談ください。