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無用なトラブルを回避! 近隣との関係にご注意を

    • リフォーム工事中に気をつけること

更新日: 2018年09月07日

部屋にいる女性の図

リフォームに伴う工事では、どうしても騒音や振動、ホコリがつきもの。

家の中だけでなく、近隣にも影響が及びます。せっかく満足のいくリフォームができても、ご近所からクレームを受けたり、トラブルになったりするようでは、工事終了後の生活に支障が出てしまいます。大切な住まいに永く住むためのリフォームですから、無用なトラブルは回避したいものです。

近隣トラブルを避けるためのチェックポイント

では、リフォーム工事中に近隣の方々とのトラブルを避けるには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。具体的なチェックポイントを以下に記載しますので、参考にしてみてください。

ポイント1 事前に挨拶をしておく

「○月×日から△日までリフォーム工事をいたします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします」。こうした挨拶を事前にするだけでトラブル発生のリスクは大幅に軽減できます。挨拶に回る範囲は、一般的に「向こう三軒両隣」と言いますが、区画の配置によっては敷地の裏にあるお宅や工事車両の出入りに接するお宅も含め、少し広めに回っておいたほうがよいでしょう。

 

可能であればなるべく業者だけでなく、施主自身も一緒に挨拶に回ったほうが安心です。顔の見えない相手だと人は警戒心が働きますし、何かあった時にも攻撃的になりがち。逆に顔見知りになるだけで気持ちは和らぎますし、寛容になるものです。

 

工期が数か月に及ぶ場合には挨拶時に手土産を持参するとよいでしょう。食べ物のようになくなってしまうものより、タオルや洗剤などの実用品のほうが好まれます。そのお宅にモノとして残ることで、こちらの好感度を印象付けておけるという効果も期待できます。

ポイント2 作業時間を守ってもらう

近隣の方の中には、騒音や振動が発生することでいつもの日常が損なわれる、と感じる人もいます。あらかじめ挨拶の際に伝えた作業時間を少しでもオーバーすると、それだけで日常を侵害されたと怒りを買うケースも珍しくありません。リフォーム業者には、基本的に作業時間はきっちり守ってもらうように申し入れましょう。

 

また、作業時間のオーバーだけでなく、休工日の作業も避けるべきです。ご近所さんのことだから・・・・・・と普段は我慢している方でも、今日は工事が休みだと思っていた朝に、騒音や振動が始まれば、トラブルに発展しかねませんので注意が必要です。

ポイント3 工事車両の駐車マナーに注意

工程によっては複数の職種の車が現場に来ることもあります。空き地に停めたつもりが私有地に無断駐車していたり、ご近所の往来を邪魔するように道路に停めてしまっていたり…。

「ほんの一瞬…」のつもりでも、ご近所から見たらルール違反以外の何者でもありません。

 

また、万が一、無断駐車によって交通事故を招いてしまったり、救急車両の通行を妨げてしまったりということも考えられます。不用意に駐車しないように気を付けてもらいましょう。

ポイント4 ゴミや資材は整理整頓

現場は周囲から常に注目されています。端材や梱包材などのゴミが不用意に散らばっていたり、資材が道路にはみ出していたりすると、近隣の方には「環境が悪化した」ととらえられてしまいます。整理整頓を心がけ、見た目にもきれいな現場になるよう、現場監督さんにお願いしておきましょう。

施主が現場へ足を運んだときに気を付けたいこと

施主の立場としても、工事中は周囲に常に配慮しておきたいものです。ご近所の方と顔をあわせたら挨拶するとともに、「何かご迷惑をおかけしていることはありませんか」と一言声をかけておきましょう。場合によっては施主が気づいていないことを教えてくれることもあります。

 

そして工事について気になっていること、申し入れておきたいことは、現場担当者になるべく早く伝えるようにしましょう。変に遠慮して手遅れになるようでは困ります。申し入れに対して現場担当者がすぐに動いてくれない、もしくは聞き流されてしまうようなときには、直接リフォーム業者に連絡して、上司や責任者に話をすべきです。担当者とは違う観点で対応を考えてくれることでしょう。

 

また、現場には都合がつく範囲でなるべく顔を出すことをお勧めします。10時、12時、15時などの休憩時間にペットボトルなどを差し入れすると職人さんたちともコミュニケーションをとりやすくなります。


職人さんたちと仲良くなると、より一層気を使って仕事してくれるようになるものです。「こうしたほうがいいのに」という職人さんからの提案も聞けたりするので、施主の立場からさりげなく現場担当者に伝えておくといいでしょう。

リフォームを機会に、さらに良好な隣人関係に

以上のような注意点を意識しながら工事中の様子を見ていると、普段は気づかないようなことが見えてきます。「車の出入りだけでもけっこう音や振動があるものなんだな」「現場での会話って意外と近隣にも聞こえているものなんだな」「本人は普通にしているつもりでも端から見るとだらしなく見える行動ってあるんだな」……。

 

もちろんその中には、作業の段取りや職人さんの習慣の関係ですぐには改善できないこともあります。それでもリフォーム業者に任せきりでなく、施主としての目を光らせることで近隣との摩擦を軽減する役割を果たすことは十分にできるはずです。

 

まとめ

リフォーム終了後も末永く住み続けるわが家。ご近所さんとも良好な関係を維持していきたいものです。上記のようなチェックポイントを押さえて、リフォームを無事にやり遂げたら、「あそこのお宅はきっちりしている」とご近所からの評価を上げることにもつながるかもしれません。そんな前向きな気持ちで近隣対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。お客様の中には、こうした近隣とのお付き合いが面倒だという方もたくさんいらっしゃるかと思います。


リフォームステーションなら、こうした近隣対策もサポートします。まずは相談だけで構いませんので、気軽にお立寄りください。