二重サッシ
- な行
二重サッシとは、既存の窓の内側にもう一枚、内窓を取り付けて二重にしたもので、「二重窓」と呼ばれることもあります。
気密性が高まるため、遮音・断熱効果が期待でき、結露の防止にもなります。断熱効果によって冷暖房効率が高まり、光熱費節約にもつながります。リフォームの際には既存の窓の内側に取り付けるのが一般的で、新築時に使われるものと比較すると遮音性能などで多少劣るものの、従来の1枚サッシよりもはるかに住環境は改善されます。
最近では、既存の窓の内側に簡単な工事で取り付けることができる商品もあり、人気を集めています。
二重サッシのポイント
よく二重サッシと混同されがちなものに「複層ガラス(ペアガラス)」があります。これは、一つのサッシにはめ込まれるガラスが複数枚になっているものなので、「二重サッシ」とは異なりますが、気密性が高まり、遮音・断熱効果が期待できるという点では同じです。住まいの遮音・断熱性を高めることが目的のリフォームならば、二重サッシと複層ガラスのどちらかで検討してみてはいかがでしょうか。