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リフォームでリビングを床暖房にしたいのですが、どれくらいの費用がかかるものですか?

  • 費用編

更新日: 2018年08月24日

リフォームでリビングを床暖房にしたいのですが、どれくらいの費用がかかるものですか?

床暖房は足元からやさしく部屋全体を暖めてくれるので、小さい子どもや高齢者がいる家庭には特におすすめです。しかし、どれくらいの費用がかかるのか気になるところでしょう。床暖房のリフォームで考えておきたいのは、設置にかかる費用とランニングコストです。

 

床暖房の種類や方式、床材、面積によって費用は大きく変わります。設置する前にどのような点に気を付けて床暖房を選べばよいのか、具体的に解説していきます。

底冷えしない!床暖房のメリット・デメリット

床暖房のメリットは、部屋全体が暖まるところです。エアコンは室内に温風を送り込み、空気を循環させて暖めるので、部屋の上部は暖かくなっても足元は冷えたままになってしまいます。その点、床暖房なら足元から暖めるので底冷えする心配がありません。空気が対流しないためホコリが立ちにくく、部屋が必要以上に乾燥しないこともメリットです。

 

一方、床暖房のデメリットは初期費用がかかることでしょう。さらに、床暖房のオン・オフを繰り返せば電気代も高くなりがちですので、契約電力の容量を大きくしたり、床暖房のスイッチをあえて入れっぱなしにするなどの工夫が必要になるでしょう。

床暖房を導入する前に決めておきたいポイント

床暖房の設置費用は、部屋の広さや床暖房の方式などによって変わります。床暖房の主な方式は、電気式と温水式の2つです。暖房の熱源が電気によるものか、温水によるものかで費用が異なります。電気式は設置コストが安く済む反面、ランニングコストが高くなりがちです。

 

温水式は水を温める方法にもよりますが、設置コストがやや高くなるものの電気式よりランニングコストは安くなる傾向があります。費用のことを考えると、床暖房の設置面積が狭い場合は電気式、部屋面積の広いリビングに設置する場合は温水式がおすすめです。

 

また、床暖房を設置する際には、床材にも注目してください。竹材や合板は熱に強く丈夫なので、床暖房に適した床材といえるでしょう。

床暖房の設置費用はどれくらい?

床暖房の設置工事では、床の張替えが必要となります。6畳一間の半分ほどを電気式床暖房にする場合は、総額で30万円前後が目安です。14畳のリビングで部屋の半分ほどを電気式床暖房にする場合は、80~100万円程度を見ておくとよいでしょう。

 

ただし、床暖房の設置費用はどの床材を使うかによって大きく変わります。例えば、無垢材は熱に弱く床暖房に向かないといわれており、床暖房のリフォームで使用する際は耐熱加工を施さなければならず、その分費用がかかるので注意が必要です。

 

自分の住まいにはどんな床暖房が適しているのか、迷われている方も多いのではないでしょうか。リフォームステーションでは、ご家庭ごとに最も適した床暖房リフォームを提案いたしますので、お気軽にご相談ください。