リフォーム会社を選ぶ際に、複数社に連絡を取って見積を出してもらうのは簡単ですが、見積書を比較して1社に絞り込むのはなかなか大変なものです。専門家や住宅関連の企業にお勤めの方でもない限り、見積書に書かれている内容を全て理解するのは非常に難しいことだからです。
本コラムでは、ダメな見積書の簡単な見分け方をご紹介します。リフォーム会社から提出された見積書に、以下の項目が当てはまるようでしたら、注意が必要です。
こんな見積は要注意!ダメな見積書の特徴とは
不自然に高い、安い見積
他社と比較したときに、不自然なほどに高い・安い見積には注意してください。
高い見積の場合には、値下げを要求された時のために最初の見積を高くしている可能性があります。逆に安すぎるときには、見積に含まれる内容をしっかりと確認してください。必要な工事や材料が見積書に記載されておらず、追加費用が発生する可能性があります。
見積書の内容が「一式」ばかり
〇〇工事一式というように、明細がきちんと記載されていない見積書も要注意です。
「一式」の書き方では、その工事がどれくらいのグレードの材料をどれだけ使っているのかが分からないので、他社との比較もできません。最初の概算見積だから金額の目安が分かればいいと納得せず、数量や単価、工事面積など、細かい明細を出してもらうようにしてください。
諸経費の割合が高い
諸経費は工事費全体の10~15%が相場とされています。
諸経費に含まれる項目は、リフォーム会社によって異なりますので、諸経費が高い=ダメな見積書とは一概には言えませんが、相場を大幅に上回る諸経費が記載されていたら、リフォーム会社に理由を聞いてみてください。
有効期限が短すぎる
見積書には必ず有効期限があります。これは、材料費や実際に工事を行う職人の人件費は、季節や繁忙期などによって変動することがあるからです。リフォーム会社によっては短い有効期限を設定して、「●月●日まではキャンペーン中だから、それまでに契約をすれば安くなります」などと言って契約を急がせるところもあります。
こうした会社はいいリフォーム会社とは言えません。大事な住まいのリフォームを行うのですから、じっくりと考えさせてくれる会社を選びたいものです。
まとめ
見積書を比較検討する際に役立つ「ダメな見積書の特徴」をご紹介しました。
複数社から見積書を受け取った際に、上記のような特徴が見られたら、要注意です。
大切なご家族が生活する住まいをリフォームするわけですから、見積書一つを取っても誠実な対応をしてくれるリフォーム会社を選ぶべきです。
リフォームステーションでは、お客様の希望を叶えるための詳細な見積書を作成しております。お客様にご納得いただくまでご説明をいたしますので、お気軽にご相談ください。