初めてリフォームをするという方は、どんな風に進めていけばよいか不安に思うことが多いのではないでしょうか。リフォーム会社との打ち合わせでは何を伝えればいいのか、リフォームを依頼する会社はどうやって選べばよいのか、工事中に施主は何をすればいいのかなど、気になるポイントをご紹介していきます。
目次
打ち合わせ~引渡しまでの流れ
リフォーム会社との打ち合わせ
リフォーム会社との打ち合わせでは、どのようなリフォームをしたいのかを伝える必要があります。事前にWEBサイトや雑誌、カタログなどで設備やリフォーム例をリサーチして、要望をまとめておくと、打ち合わせがスムーズに進むのでお勧めです。さらに、用意できる予算や工期、仮住まいが必要かどうかについても、確認しておくことも重要です。
現地調査で住まいの現状をチェック
リフォーム会社の担当者が、家の採寸や今の住まいの状態、立地条件などを細かく確認していきます(所要時間は1~2時間程度)。希望するリフォームが行えるかどうか、他にリフォームが必要な箇所はないか、設備が運び込むのに必要な経路があるかといったことに加えて、お客様の暮らしの問題点をヒアリングしていきます。
プラン・見積書を検討する
現地調査が終わると、数日~2週間程度で要望を反映したプラン(基本設計)と見積書が届きます。金額や設計内容、使用される材料などに不明な点があれば、遠慮なくリフォーム会社に問い合わせをしてください。ここで納得いくまで打ち合わせを重ねることで、プランと見積書の精度が高まり、理想通りのリフォームが叶う可能性がグッと上がります。また、複数社にプラン・見積書を依頼していた場合は、この時点で1社に絞り込むことになります。プラン・見積書の内容に加えて、「この担当者に頼みたい」と思えるかどうかも重要なポイントです。
リフォーム会社と契約する
プランと見積書をじっくりと検討し、納得がいく内容に仕上がったらいよいよ契約です。契約の前に仕上げ表や設計図面などを細部まで入念に確認してください。契約後に追加や変更を行うと追加費用の発生、工期の延長といったことにつながりますので、注意が必要です。
工事スタ―ト
工事範囲が家全体に及ぶような大掛かりなリフォームの場合は、仮住まいへの引っ越しが必要になりますので、早めの手配を心がけてください。また、工事中は工事車両や施工業者の出入り、騒音や粉じんなどで迷惑をかけることになるため、ご近所への挨拶、マンションの管理組合への届け出が必須です。これはリフォーム会社が行ってくれるケースがほとんどですので、任せてしまいましょう。
工事中に気を付けるべきこと
基本的には、仕上げ表や設計図面通りに工事が行われていきますが、設備を解体してから初めて不具合や傷みが発見されるケースも珍しくありません。そういった場合には、工期が長引いたり、追加費用が発生したりといったことも考えられますので、注意してください。また、現場を見学したい時には突然足を運ぶのではなく、事前にリフォーム会社へ連絡してください。
完成・引渡し
工事が終了したら、リフォーム会社の担当者と一緒に工事の仕上がり具合や設備機器がきちんと使えるかどうかなどを確認していきます。もし気になる点があればその場で指摘してください。特に問題がなく最終確認が終われば、ついに引渡しです。新しく生まれ変わったわが家での暮らしを楽しんでください。
まとめ
リフォーム工事の簡単な流れと抑えておきたいポイントをご紹介しました。すでにリフォームを経験されている方を除けば、どんな風に進めていけばよいのか分からないことだらけで不安になる方も多いはずです。リフォームステーションでは、リフォームの計画の段階からご相談いただけます。お近くの店舗まで気軽に足をお運びください。