住宅のリフォームにかかる費用は、複数の業者に見積りを依頼して比較するのがおすすめです。見積りの項目や設備の値段などを見比べると、リフォームにかかるおおよその費用がわかり、さらに信頼できる業者なのかを判断するための材料になるからです。
業者選びを誤ると、相場よりも高い費用がかかってしまったり、自分がイメージするリフォームの完成図と実際のリフォーム後の家が違ってしまったりというケースも考えられるため、注意が必要です。こちらでは、見積りを依頼する前に確認しておきたいことや、よいリフォーム業者を見極めるための見積りの確認項目などを解説していきます。
見積り依頼の前に リフォームに関する知識を身につけよう
リフォーム業者に見積りを依頼する前に、まずはリフォームに関する知識をある程度身につけておくことをおすすめします。リフォームでできること、費用の目安、よくある見積りの項目などを知っておくと、見積書を見たときにどの項目が何について書いてあるのか理解しやすくなります。
リフォームによって住まいをどのように変えたいのか、イメージを膨らませることも大切です。今住んでいて感じる不満や、リフォームで解消したい改善点などをメモに書き出しておきましょう。また自分の希望だけでなく、家族全員の要望を聞いておくのも忘れないようにしましょう。雑誌やインターネットなどで設備や建材、部屋のデザイン、機能性などをチェックしておくと、実際のリフォームの参考になります。
実際に見積りを依頼する
ある程度リフォームの方向性が決まったら、リフォーム業者に見積りを依頼します。見積りが有料の業者も存在するので、無料で見積りを出してもらえるかは見積り依頼前に必ず必ず確認しましょう。たくさんの業者に見積りを依頼すると、選択肢が増えすぎてかえって迷う原因にもなるので、多くても3社程度に留めておくのがポイントです。
見積り依頼をするときは、住まいの面積や簡単な構造、築年数、リフォームの要望、完成希望時期、希望予算などを伝えます。電話で概算金額を聞ける場合はありますが、口頭での見積りは目安にすぎません。正式な見積りには現地調査が必要ですので、気に入った業者に出会えたら現地調査を依頼しましょう。
見積書の項目はここをチェック!
見積書には、工事項目や仕様、材料の数量や単価などが記載されています。見積書作成日が記載されているか、社印の押印があるかを確認してから、それぞれの項目をチェックしましょう。要注意ポイントは、数量のところに「一式」と記載されているケースです。費用の詳細がまったくわからず、適正価格かどうかの判断ができません。一式の詳細について質問して、きちんと答えてくれるか反応をチェックしてみましょう。
また、ほかの業者よりも価格が安すぎる、または高すぎる見積りも質問対象です。値下げされるのを前提に高く見積っている場合もあり、そのような業者はあまり誠意のある業者とはいえません。
リフォームステーションでは、お客様の希望を十分にお聞きした上でお見積りを作成いたします。知識や準備の方法がよくわからない方も、お気軽にご質問ください。お客様が思い描く理想の住まい作りを、最初のステップからお手伝いいたします。