家族と暮らす大切な住まいのリフォームですから、納得のいくプランができるまで何度でも作り直しをするべきです。
でも、何度もリフォームプランの変更を繰り返すと、時間も手間もかかりますので、負担に思えてきたり、途中で妥協したくなる気持ちになるかもしれません。
それでは、希望通りのリフォームプランをスムーズに作るためにはどうすればいいのでしょうか。
目次
希望のリフォームプランを作成するための秘訣
リフォーム会社に作成してもらったプランにどうしても納得ができない、希望が叶えられていないと感じているのなら、以下の項目に注意してみてください。
リフォームの目的を明確にする
プランがリフォームを行う目的に沿っているのかを、再確認してみましょう。何のためにリフォームををするのかを家族で話し合ってみたり、目的が複数あるなら優先順位を考えてみたりするものおすすめです。
プランの不満点をリスト化する
リフォーム会社から提案されたプランのどこが不満なのかをリスト化してください。漠然と気に入らないと伝えても、リフォーム会社の担当者には伝わらないからです。
リスト化した不満点に優先順位をつける
リスト化した不満点には優先順位をつけてください。どうしても譲れないこと、妥協できることを整理することができます。
長期的な視点を持つ
リフォームには長期的視点も必要となります。「今の住まいに、あと何年住むつもりなのか?」をよく考えることも大切です。病気や高齢になった時のことも考えてリフォームを行ってください。
思い描くリフォームのイメージを伝える
どんなリフォームを実現したいかというイメージをリフォーム会社の担当者に伝えてください。上手くイメージを伝えるには、リフォーム雑誌やメーカーのカタログ、リフォーム会社の事例集などから、希望に近いものや好みのものを選ぶのがよいと思います。打ち合わせの際に、雑誌やカタログを切り抜いたものや、ホームページを印刷したものを持っていくと、より伝わりやすくなるのでおすすめです。
予算やスケジュールに余裕を持たせて、様々な対応ができるようにしておく
リフォームのプランが納得いかないものになってしまう理由の一つに、予算やスケジュールが足りないことが挙げられます。リフォーム会社は、決められた予算とスケジュールの中で最大限に希望通りのプランを作成しようとしています。しかし、予算もスケジュールもギリギリの状況では、お客様の意にそぐわない部分がどうしても出てきてしまうのです。
予算やスケジュールにある程度の余裕を持たせることで、リフォーム会社からの提案にも幅が出るようになり、より納得のいくプランが提示されるようになります。
まとめ
提案されたプランに対する不満点をリスト化し、優先順位をつけておくことで、リフォーム会社の担当者に要望をしっかりと正確に伝えることができるようになります。これを意識して行うだけでも、リフォームプランの精度はグッと上がります。そして、予算とスケジュールにはある程度余裕を持たせることも、成功の秘訣です。